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銘木ラボ

突板加工製品のできるまでTopic

木目を、ととのえる。

選び出した突板の、木目の曲がりや節の有無を確認し、白太を入れるか否か等の判断を行ったあと、裁断機で幅と長さ方向に裁断します。製品の出来上がりの印象に、大きく影響を与える工程です。

貼り付けは、2人1組

不燃材や合板など、様々な用途に応じた基材に貼り合わせます。基材面に接着剤を均一に塗布した後、手作業で細心の注意を払い、突板を丁寧に貼り付けていきます。さらに高圧のほっとプレスで突板と基材とをしっかりと圧着します。

木の表面を、滑らかに。

傷やごみ、ジョイント部の隙きや重なりがないかチェックをし、問題のある箇所については、細かな手直しを行います。次に研磨機でそれぞれの突板に適した番手を使い分けながら、表面全体をサンディングします。

入念に、厳しくチェック。

わずかな空きや傷も見逃さないように、1枚1枚ライトを当てながら厳しく丹念に検品し、はじめて北三ブランドの突板製品ができあがります。

目的は、保護と美観。

無塗装、クリア塗装、着色塗装など、ご要望に応じた仕上げを行います。樹種の特性によって、艶の度合いを選んだり、色調整を行います。塗装することにより、木目をより美しく引き出し、表面を保護します。最終検査を経て、梱包・出荷されます。